山 行 報 告 | |
2009/8/7〜10 剣岳・八ツ峰W峰,チンネ | メンバ:大高ゅ、小俣、鈴木、小川 記録:小俣、鈴木 |
【コースタイム】
8/6 22:40相模湖駅集合〜2:00扇沢駐車場
8/7 7:30扇沢発(公共交通機関)〜9:15室堂9:40〜12:30剣沢キャンプ場(泊)
8/8 7:20剣沢キャンプ場〜8:45長次郎沢出合〜11:00熊の岩〜12:00八ツ峰Y峰Cフェース剣稜会ルート〜X・Yのコル〜17:30熊の岩(ビバーク)
8/9 5:50熊の岩〜7:30三の窓〜チンネ左稜線取り付き8:00〜16:00終了点16:30〜北方稜線〜18:00池の谷乗越〜18:30熊の岩(ビバーク)
8/10 7:00熊の岩〜7:40長次郎沢出合い〜09:00剣沢キャンプ場〜12:30室堂
【記録その1】
8月7日(雨のち曇)
朝一番の黒部ダム行きのトロリーバスに乗り、ケーブルカーやロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで室堂まで行くがあいにくの雨。雨のせいか、室堂ターミナル内は観光客でごった返していた。雷鳥沢キャンプ場まで下ってから別山乗越に向けて登り返し、順調なペースで剣沢に下る。そういえば、去年はあったはずの剣沢小屋が見当たらないと思ったら、100m程下ったところに移設されていた。
8月8日(雨のち晴)
剣沢を下って長次郎谷を上り、熊ノ岩でテントを張る。昼過ぎからCフェースの剣稜会ルートを登る。初心者向きの人気ルートで景色も良く、快適なクライミングが楽しめた。下降は剣稜会ルートの終了点からAフェースの頭の近くまで歩いて、そこからW・Xのコルへ懸垂下降してから熊ノ岩まで歩いて帰った。
8月9日(曇時々雨)
朝から小雨が降ったり止んだりで、すっきりしない天気だった。長次郎谷右俣を詰めて池ノ谷乗越から池ノ谷ガリーを下って三ノ窓雪渓からチンネ左稜線の取付へ。壁は濡れているので、慎重にホールドやスタンスを探していく。途中、ガスって小雨が降っていたかと思えば、急に晴れたりしてよく分からない天気である。
チンネの頭に抜けて一安心したのも束の間、下降が分かりにくいので悩む。チンネ左稜線の終了点から少しクライムダウンしてから北方稜線の踏跡を辿って池ノ谷乗越まで歩き、長次郎谷右俣を下って熊ノ岩まで下山した。トポや過去の記録は、チンネ左稜線の終了点からの下降がみんな違っている。どれが一番簡単な下降路なのだろうか。
8月10日(雨)
台風が近づいているので朝から雨。ほとんどのパーティーがテントを撤収して下山を始めていた。熊ノ岩から長次郎谷を下って行く途中の雪渓に穴が空いていたので、源次郎尾根側のガレ場を巻いて降りる。室堂に着いたが相変わらず混み合っている。大町温泉郷で熱い温泉に浸かり、松本でジンギスカンとホルモン料理の店に立ち寄った。
【記録その2】
(8/6)
相模湖から3時間半で扇沢に着いた。起床時間まで、4時間ほど仮眠を取る。
(8/7)
6時に目覚めると、駐車場は観光客や登山者でごった返していた。乗り場にももう既に人が並んでいるので、早々に準備して出発する。
室堂に着いて、がっくりした。小雨というレベルではない。しっかり雨が降っている。雨具やザックカバーをし、意を決して歩き始める。去年は猛暑のなか剣沢まで歩いてかなりバテたが、雨で肌寒いくらいだったので、以外に歩きやすかった。しかし、剣沢まで着いた時には、全身びっしょりになっていて、早々とテントを張って中に籠ることにする。
時間はたっぷりあったので、昼寝をしたり、お酒を飲んだりしながら時間を過ごしたが、そのうち雨が止んだ。外へ出てみると、風が強い。ガスが晴れた隙に、剣岳本峰が姿を現した。源次郎尾根も見える。きっと何度見ても緊張するような光景だ。にわかに日も射し始め、剣沢のキャンプ場も明るくなってきたので、今のうちに濡れた雨具やらザックやらをテントから引っ張り出して、乾かすことにした。
私はこの合間に、山岳警備隊派出所に雪渓の状態を聞きにいった帰り、元森羅の知人達と会えた。いつも山で一緒に登っていた仲間に会えるのは、嬉しくて、楽しい。しばらく、おしゃべりに夢中になった。Yさんはテン場のお金を払って、小屋の若い男の人にチンネの様子を伺っている。近くにいる若者の集団は、剣岳に向かって何故か万歳三唱をしている。のだめちゃんとOくんは、仲良く岩の上に座って、楽しそうにくっついている。
雨があがった束の間の時間だったが、にわかに空も人も明るくなって、みんなとても楽しそうにはしゃいでいた。
(8/8)
5時に起床するが、雨はやっぱり降っている。夜中もざあざあ降っていたので、雪渓の状態が悪くなっているのではないかと、不安になった。
7時過ぎに霧雨のような感じになったので、隙を見て熊の岩まで前進することにする。Yさんが4年前に来た時には、キャンプ場から降りてすぐ雪渓を踏んだらしいが、剣沢は夏道になっている。幸い歩いていると、雨は止んで天気は回復傾向にあるみたいだった。
ぎりぎりまで夏道を歩いて、平蔵谷出合いを過ぎたあたりから雪渓に乗る。雪稜の先輩方には笑われそうだが、自身がないのでアイゼンをつける。長次郎谷出合いまでは、涼しくて快適な雪渓歩きだ。
長次郎谷は思ったよりは、雪渓の状態は悪くなかった。1ヶ所細くなっているところを巻いて、また雪渓に乗る。熊の岩は見えているが、なかなか辿り着かない。熊の岩に着いたころから、陽が射し始めた。テントを張って、急いで登はん準備をする。
熊の岩から正面の壁に向かって雪渓をトラバースし、ガレ場を上がる。Cフェース剣稜会ルートの取付きまでは、20分程度だ。壁にぶち当たった少し右奥のほうから、取付くことにした。岩はもう乾いていて、硬く、フリクションも良い。天候も、回復傾向にある。Cフェースは、明るくすっきりした壁だ。早々に準備を済ませて、先に上らせてもらう。
〈Y峰Cフェース剣友会ルート〉
・1ピッチ目/V級(S)
フェースを左上し、テラスへ出る。簡単なピッチの為か、ハーケンは少ないように見えた。壁自体もどこでも登れそうな気もする為、余計にルートに迷ってのろのろと登り始める。疲れているのか、体が重く感じ、クライミングに覇気がないように感じる。テラスになっているところで、ピッチを切がロープがいっぱいだった気がする。
・2ピッチ目/V級(Y)
テラスの右側の凹角を登り、ブッシュ混じりの岩をリッジ寄りに登ったあたりで、左側テラスに出る。
・3ピッチ目/V〜W−(S)
直上出来そうな気もするが、テラスから右側にトラバースした地点から取付く。フェースを左上してリッジの側から直上する。ロープが50mいっぱいに伸びきってしまったので、ピッチを切るところで正しいかどうか分からなかったが、ハーケン3枚で確保する。
・4ピッチ目/W−〜V+(Y)
引き続き、Yさんはリッジ横をあっと言う間に、ぐんぐん直上していく。この辺りから、だんだん高度感が出てきた。核心の手前でピッチを切る。
・5ピッチ目/W−(S)
出だしは右上するように上がった。というか、結果的に、上がり過ぎた。この辺がこのルートの核心らしく、高 度感は抜群にある。ナイフのような切れ落ちている、リッジクライミングだ。出だしからそのままトラバース気味に行くのが正規のルートかもしれないが、ピンも比較的打ってあったので、ナイフリッジをそのまま上がってみた。
結果として高度感抜群のナイフリッジを、跳び箱みたいに、よいしょよいしょと上がっていくことになった。なかなかスリリングだ。北穂東稜のゴジラの背を乗っこして上がった時と、同じような感覚だった。ここが一番面白かった。終了点までロープをいっぱいに伸ばせそうだが、流れが悪くなってきたので、ピッチを切った。
・6ピッチ目/V−(Y)
カンテ状の岩を直上ロープ20mくらい直上する。直上してひょっこり顔を出すと、Yさんがビレイしている所の上に、Cフェースの頭があった。
下降はすぐ側の八ツ峰縦走路をAフェースまで歩き、そのあとXYのコルまで懸垂する。天気が崩れそうな気配がしてきたので、できるだけ早く下りたいと思うが、かなり時間がかかった。銃走路だが、時間的に、4日目の八ツ峰上半部の縦走は、厳しそうだと思った。
X,Yのコルまで降りたら、あとはCフェースの取付きまで戻り、熊の岩に帰った。ちょうどテン場に戻った頃に、雨が降り出した。どうにか間に合ってよかったと思い、一安心してテントの中で休んだ。雨は夜中じゅう強く降ったり、弱くなったりしていた。登れるのか不安だったのかもしれないが、あまり眠れなかった。
(8/9)
3時に起床するが、小雨が降っている。テントに当たる雨の音が、風の為か、時折強く感じる。とりあえず、食事を済ませ、様子を見るために、待機することにした。行くかどうかを決めるのは、もちろんYさんの判断だ。私には経験がないから、行けるかどうかの微妙な状況の判断は、全く出来ない。なので、Yさんの言葉を待つだけだ。
もうダメだろうなあなんて少し諦め始めてうとうとしようかと思った時、Yさんがテントから顔を出して一言、「晴れるな」と言った。ちょっと意外だったので、少し慌てながら出かける準備をした。少し明るみ始めた長次郎右俣を、雨具を着て上がっていく。雨は時折、降ったり止んだりしている。
池の谷ガリーに着いた頃には、少し強くなってきたので、Yさんが、「とりあえず取付きまで行って、様子見かなあ」と言う。そのまま、池の谷ガリーを下る。ガリーは確かにガレていて、落石を落とさないよう神経をつかう。30分くらいで、三の窓にひょっこり出た。ここからは、Oくんと二人だけだ。幸い、今は雨が降っていない。
チンネの取付きは、三の窓からすぐにわかったが、雪渓をトラバースして近くまで行くと、雪渓が繋がっていなかったので、少し下から岩に取付いた。岩の広くなっているところで準備を済ませ、2ピッチ目の凹角から取付く。
〈チンネ左稜線〉
・2ピッチ目/W(S)
正面の凹角を登る。凹角なのでここはやはり乾いていないが、前回の雨の南稜の効果なのか、W級より易しく感じたが、おそらく花崗岩の目の粗い岩の為でフリクションが良い為だろう。上がったテラスで、ピッチを切った。
・3ピッチ目/(O)
ピッチを切ったテラスから右側にハーケンが見える。小俣くんに「ここでしょう」と言って、小俣くんが登ってみる。が、しかし、O君が取付いてみると、テンションがかかりそうになって、ハーケンにセルフをとった。あれれ?そんなに難しいのかな、でもV級だし…と思って取付いてみると、絶対に違う。
A0でなんとか越えたものの、X級近くありそうだ。乗っ越した後の草付きも、けっこう悪い。どうやら、早速ルートを間違えたようだった。O君、よくリードしたな、と思った。(ごめんね。)
・4ピッチ目/(S)
あまり覚えがないので平凡なフェースを登ったのだと思うが、おそらくV級程度。トポの3ピッチ真中〜4ピッチ目真中くらいまで登って、ピッチを切ったように思う。
・5ピッチ目/(O)
右上する少し登ると、ピナクル裏手の大きなテラスに辿り着いたので、早いがピッチを切る。
・6ピッチ目/V(S)
バンドからルンゼを登っていく。ピナクル裏手がルンゼになっていて、ピンも確かにある。ここだろうと思って、ルンゼを上がってその先狭い壁に挟まれて先が切れてるところでピッチを切る。
・7ピッチ目/V(O)
右側の壁を上がる。細かいホールドを拾って 直上しリッジに出るが、フェースが多少濡れていることもあって、グレードより難しく感じた。
・8ピッチ目/U(S)
ブッシュ交じりの簡単なリッジを横移動して、正面の壁でピッチを切る。ブッシュが邪魔して、ロープの流れがあまり良くなかった。
・9ピッチ目/V(O)
ホールドの豊富な正面の壁を上がる。ここでまた、ルートを間違えたようだ。たぶんそのまま直上していくと、チンネ名物の快適なリッジクライミングになるようだ。ここでリッジ取り付き手前で、左側に回り込んでしまった。ピンのほとんどないボロい岩を登っていく。
・10ピッチ目/(S)
ボロい岩のルンゼを上がっていく。やはり、間違える人はいるようで、ピンは所々打ってある。ルンゼを上がって右側から小岩峰のリッジに取り付くと、核心手前のT5直下の壁の前に、ひょこっと出た。
・11ピッチ目/V(O)
正面の壁はよく写真で見る、T5直下のピッチだ。針葉樹のように尖った岩峰で、左側サイドから取付く。見た目は簡単そうには見えない。しかし、取付いてみると、何てことなく登れた。
・12ピッチ目/V(S)
そのまま核心ピッチ手前まで、リッジを登る。
・13ピッチ目/X(S)
O君が譲ってくれるので、核心ピッチをリードする。小ハング下まで、意外に細かいホールド/スタンスを拾っていく。岩も濡れているので、取り付いてみると、思った以上に気を使う。核心の1手を取る前に、思った以上に腕がパンプしていたことが以外だった。
右手で取ったホールドは比較的安定していたが、スタンスが思うように拾えてない。白いスリングがぶら下がっている上10pにガバホールドがあるように見えたが、取りに行くとそんなによい感じがしなかった。思い切ってフリーで越えたかったが、ここでA0した。核心を越えたすぐ上でも、もう一度A0で上がった。
ピッチを切る場所が分からず、且つガチャがなくなってしまったので、フェース途中であまり信用できそうにないハーケン3枚で確保する。
・14ピッチ目/V+(O)
引き続きフェースを上がり、次第に傾斜の緩いナイフエッジを登っていく。
・15ピッチ目/U〜V+(S)
最終ピッチ。ほとんど横移動のナイフエッジを登る。終了点が近そうだったのだので、ロープをぐんぐん伸ばしていったが、ここでまたミスする。スリングを長く取らなかった為か、ロープの流れが徐々に悪くなり、終了点の1メートル手前で全く動かなくなる。戻ってロープを引っ張りながら登ってみるが、ついに終了点までは辿りつけず、終了点の目と鼻の先で岩に支点を取って、ビレイしてO君を向かえる。
チンネの頭に乗って写真でも撮りたいところだが、ガスってて何も見えないのと、クライミングに8時間もかかってしまい、16時を過ぎていたので、早々に下山の準備に取り掛かる。クライミング中は天候のことばかり気にしていたが、今は時間のほうが気になる。暗くなる前に、池ノ谷ガリーまで辿り着きたい。
私もO君も下山ルートに確信がないので、とりあえず、コルまでクライムダウンする。コルに着いて、ここで迷った。ルートは2つに別れている。一方は、おそらく池ノ谷ガリーに続くであろう急なガリーで、20mくらい先は切れ落ちているように見える。軟鉄のハーケンが一本打ってある。
反対側の壁のかなり高い位置にも、下降点らしき支点がある。こんなにメジャーなルートで、この懸垂下降点には違和感があった。ということは、Yさんの言ってた通り、クライムダウンして降りるのが、ノーマルな下降方法かもしれない。しかし、クライムダウンするには、悪すぎるように見える。
もう一方は、正面の北方稜線を辿って池ノ谷乗っ越しまで行くルートだ。こちらは一般道なので、踏み跡を外さなければ、辿り付けるだろう。1時間前にノーザイルで越えていく3人組を見ていたので、行けないことはないと思ったが、どうにも結論が出ないので、O君は懸垂点に未練があったようだが、北方稜線を上がることにした。一般道といっても、熟達者向けの破線ルートだ。
岩が濡れている上に、ノーザイルのクライミングだから、U〜V−級くらいに感じた。上がりきったところ(おそらく八ツ峰の頭)から、また下降(クライムダウンなり、ごぼうなり、懸垂なり各々)し、谷を一つ越えてからまた登り返す。もう一度懸垂なりクライムダウンなりすると池ノ谷乗っ越しに着いた。途中踏み跡が明瞭じゃない箇所もあったので、1時間以上かかった。
後で聞いたら、やはり軟鉄のハーケンが1枚打ってあったところからクライムダウンもしくは懸垂すると、30分かからずに池ノ谷乗っ越しに着くらしい(O君、本当にごめんなさい)。Yさんがクライムダウンしたことろも一緒のところだろう。
あとはガスって視界の利かない中、熊の岩まで長次郎を下った。実は熊の岩がガスで分からなくて、長次郎でビバークになったらどうしようかと、今日一日で一番不安だった。小俣君が先に、熊の岩を発見する。テントが見えると、飛び跳ねたいくらい嬉しくて、安心した。
Yさんと、のだめちゃんの待つテントに戻って初めて、テントを出てから水以外ひと口も何も口にしていないことに気づいた。
風が強い、長いような短いような一日だった。風が吹いて、あっと言う間にガスに巻かれると、10m先も見えなくなり、時折霧雨も降った。ガスが吹き飛んで、いきなり晴れ渡り、鹿島槍や爺が岳のほうも見えた気がする。テントに戻って夕食を食べると、泥のように眠った。
(8/10)
5時半起床。台風が来ているとのことで、撤収することにする。最終日も、もちろん雨だ。7時に下山を開始する。あとは、昨日の疲れが残るだるい体を、なんとか励ましたり、ごまかしたりしつつ、室堂まで帰るだけだ。
長次郎雪渓の下部は、毎日の雨で、状態が急変して更に悪化していた雪渓の真ん中に、穴を3つ見つけた。慌てて、源次郎寄りの岩場に逃げた。剣沢キャンプ場手前で、また元森羅の別の先輩に会った。これから、熊の岩に入山する予定だと言う。
雪渓の状態も悪い上に、台風もきている。常識的に考えたら剣沢で停滞するのが常識で、こんな時に熊の岩で様子を見ることは、危険を伴い非常識なことかもしれない。でも、登れるチャンスは一瞬かもしれない。剣沢にいたら、そのチャンスを逃すかもしれない。
彼なりに自分の技術力と状況を踏まえた上で、登れる勝算と可能性にかけての行動だろう。後ほど彼から連絡を貰って無事に登って帰ってきたことを知ったが、なかなか状況は厳しかったようだ。
剣沢に着くと、やはり剣本峰は、雨とガスの中だ。去年はどこにも登れず、何か後ろ髪を引かれるような、そんな気分で、剣沢を後にした。今年は、どうしても、登りたかった。Yさん、登れるチャンスを与えてくれて、有難うございました。
O君のロープワークの速さには、関心するものがありました。頼もしいですね。のだめちゃんも、来年には、力をつけてぐんぐん登れるようになっているでしょう。みなさま、どうもお疲れ様でした。 (S 記)